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無機質セメント結晶増殖材:XLPのメリット
無機質セメント結晶増殖材の特長と施工方法についてご説明します。
・塗膜が残らないため、剥離の心配がありません。
・水性の液体であるため、取扱いが容易です。
製品の特長
ザイペックス防水+耐久性向上
XLPに含まれる触媒性化合物の働きにより、コンクリ-トの毛細管等の空隙に不溶性結晶であるセメント結晶を生成します。その結果、コンクリ-トそのものが水や有害物質の浸入に対して不透水化され、厳しい環境条件や各種劣化要因の影響からコンクリ-トを保護し、耐久性能を向上させます。
劣化抑止効果
XLPを塗布されたコンクリートは、中性化や塩害などの劣化因子の浸入抑止に優れた効果を発揮します。
ひび割れ自己修復
XLPには、コンクリートの微細ひび割れを閉塞させる、ひび割れ自己修復機能が確認されています。
XLPの安全性能
水道法により、浄水または浄水処理過程における「水に注入される薬品等および資材や設備」について、水に付加または浸せきした場合、汚染等の影響がないとされる基準が設けられています。XLPは、JWWA Z 108「水道用資機材-浸出試験方法」により、評価基準すべてに適合していることが確認されました。
(試験機関:一般財団法人 千葉県薬剤師会検査センター 検体番号:D4B-8005~8006-1,D53-8134.8137)施工方法
1.準備工
- 施工範囲の確認
- 使用材料の数量確認および手配リキッドの塗布量は0.2kg/m2 、ロス率として、現場に応じ3~20%を見込む。
2.下地処理工
- 施工面の埃、型枠の剥離材除去及び施工面の目粗し、洗浄、含水を目的に高圧水処理を行う。
- 高圧水の圧力は表面の汚れ具合、コンクリートの材令等を考慮して適宜調整する。
3.XLP の塗布
- 下地処理工から時間が経過し、躯体表面が完全にドライな状態になって いる場合は適宜散水する。
- リキッド施工に際しては、材料が均等に混じるよう、容器を十分振って 攪拌する。リキッドは原液のまま、躯体表面にローラー等で塗布する。 塗布は2回に分けて行い、1回当たりの塗布量は0.1kg/m2 とする。塗布量の管理は塗布対象面積に対する材料を計量し、計量した材料を対象 面積に均一に塗布するように施工する。
- 2回目の塗布は、躯体表面が概ね乾いた段階で実施する。よって、総塗 布量は0.2kg/m2 となる。
- 塗布直後に降雨があると、リキッドの成分が流れてしまうので、降雨の恐れがある場合は施工しない。
※施工に着手した後で降雨の恐れが生じた場合はシート等で養生し表面 排水が起こらないようにする。塗布面が乾かないうちに表面排水があり、 リキッドの浸透が不十分であると思われる場合は安全を考慮し、再施工することが望ましい。
4.反応水散布工
- 塗布したリキッドが浸透した後、反応水を散布し養生する。